2017年5月29日

高精度“研磨装置”とは

「超高精度研磨装置」。
その言葉のイメージから、
「最新のテクノロジーで武装された最新鋭の精密機器で、3年もしたら新しいテクノロジーが出てきて型遅れとなってしまうのでは?」
というご質問をいただくことがあります。

ある意味良いイメージでもあるので大事にしたいとも思いますが、実のところ研磨装置というのは、ワークの素材や研磨精度に合わせた研磨プレート(ラップ定盤)や研磨剤を使い、装置の回転数や研磨時間、圧の掛け方などによって研磨精度を高めていくもので、装置の構造自体はいたってシンプルなのです。

つまり、装置そのものはテクノロジーの進化とは別の次元のもので、そのシンプルな構造ゆえ、メンテナンスさえきっちりとしていれば、10〜20年は十分に使用できます。

「超高精度」から考えるとちょっと意外ですよね。

卓上型片面ラッピング・ポリッシング装置 TR15M


中でも小型の卓上研磨装置は小型で低コストですから、研究開発や試作品製作などでお役に立てると考えています。
コストパフォーマンスが高いこともあり、おもに企業の開発部署や大学の研究室などで導入いただいております。

小型卓上研磨装置については以下のページをご覧ください。



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